SFTS(重症熱性血小板減少症)にご注意 ねこちゃんからヒトへの感染が起こります。

雨が続きなかなかお散歩に行けない時期になりました。
暗くなってからのお散歩にはライトなどをつけて行きましょう。
ゆっちゃんはLEDの光る首輪を使い、僕もヘッドライトなどを使います。
目立つようにしないと事故に巻き込まれることがありますのでご注意ください。

三豊在住の60代の女性がSFTS (重症熱性血小板減少症)でお亡くなりになったと先日報道がありました。マダニの咬傷からウイルス感染します。

SFTSとは?
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html
厚労省HP

https://www.pref.kagawa.lg.jp/kansensyo/kansensyoujouhou/20250609sfts.html
香川県HP

https://h-crisis.niph.go.jp/wp-content/uploads/2022/03/000906835.pdf
それ以外の動物由来感染症

https://www.tvma.or.jp/activities/guidance/infections/sfts/
人と動物の共通感染症ガイダンス

人より猫ちゃんの方が重症化することが知られております。特に予防をしていない野良猫ちゃんたちの感染率が高くなっております。香川県はダニの感染症がもともと多く、当院でも感染猫、感染疑い猫(今月・先月一頭ずつ)を認めており深刻な問題となりつつあります。

SFTS対策としては
1、飼い猫は絶対外に出さない
2、ノミ・マダニ予防対策を厳重に行う(毎月、もしくは3ヶ月に一度投与薬)
3、外で弱っている猫ちゃんを発見してもさわらず行政に相談する。

感染猫ちゃんからヒトへの感染で死亡例もあり、本当に気をつけて対策をしなければなりません。せっかく保護して病院に連れてきていただいても隔離・入院・検査など行う必要があり費用も高額になります。

院内での防護レベルは強となります。

感染猫ちゃんの血液・涙・鼻汁・尿・便などが感染源になりえます。
お外で弱った猫ちゃんを見つけた場合には注意が必要です。

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