8月8日(月)みどり先生は午前中のみ不在です

暑い日が続いております
ゆっちゃんも朝晩とお散歩に行きますが昨日は海へ

相当泳ぎたかったみたいですが準備がなかったので足だけ

お散歩はずずしい時間帯に
外気温が体温近く(38度)を超えると熱の拡散がうまくいかなくなり熱中症のとなります。決して無理をしないでくださいね

 

 

木曜日の夜中に体重42kgの超大型犬の急患がやってきました

ご飯を食べたあと苦しそう
吐こうとするけど吐けない
お腹がパンパンになってきた
元気もなくぐったりしている

電話越しで症状を聞いただけで「胃捻転胃拡張症候群」を疑いました

 

すぐに来院していただき緊急手術を行いました
手術が終わったのは日付けが変わってからでした
どうにか一命を取り留め退院に至りました

 

大型犬のわんちゃんで見られる「胃捻転胃拡張症候群」

<原因>
はっきりとした原因は不明ですが、胃内に停滞する液体やガスの増加や食後の過度の運動による胃拡張が主な原因となり、胃拡張に伴って胃捻転を起こします。多量のドライフードを食べた後に水を飲むことにより、胃の内容物が膨張することが胃拡張の要因の一つなることもありますので食事の与え方には注意が必要です。

<症状>
胃が拡張するため、胸~腹部が大きく膨らみます。そのほとんどは空気であるため、指でたたくとサッカーボールをたたいた時のような感触があります。

急激にぐったりとしはじめ、嘔吐をしたくても吐物がでない状態になり、多量のよだれを流します。その後、呼吸困難、目に見える部分の粘膜が白く退色する、脈圧が低下する、などのショック症状を起こします。そのまま治療をしないで放置しておくと数時間で死亡する場合がありますので、早急の治療が必要です。

 

<治療>
胃の空気を抜き、減圧処置を行うことで、捻転を解除する処置が重要です。口から胃にチューブを挿入したり、皮膚の上から太めの注射針を胃内に刺すことで、内部のガスを排出し、減圧します。ただし今回の胃の拡張はガスでなくムースから泡状の内容物のため胃穿刺しても穴が詰まってしまい、開腹手術となりました

開腹手術による外科的治療は、ガスの除去、胃内容物の除去(今回は胃内容物は3リットル近くありました)捻転している胃を元の位置に戻し、再発を防ぐために胃を腹壁(お腹側の膜)に縫合糸で固定する手術となります。

 

大型犬の病気ですが稀に小型犬や猫でも発生すると言われております。ご飯を食べたら安静する、お散歩直後のご飯はあげないなど飼い主側の注意で防げるかもしれません。

時間外の診察はホームページをご覧ください
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必ず留守番電話に必要な情報を入れてください
着信のみの場合は折り返し電話致しません(防犯上の問題で)

香川県獣医師会夜間診療なども当院でおこなっておりますが、緊急に処置が必要じゃないケースも多く(数日前から調子が悪かったケースなど)診察時間内の受診と日頃からの健康観察を心がけましょう

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