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高齢猫のケアについて〜勉強会に参加しました〜
10月になりました
週末に台風が接近するためか、今日はとても寒く感じます。
雨が降るとゆっちゃん のお散歩にも行けないし、運動もできません。
今日の午後はジムで汗をかく事にします。
今月13日は「獣医さんの日」と認定されております
当院ではこの様なキャンペーンを行なっております
日頃の元気の裏にある病気を早期発見するためにまずは病院にお見えになってくださいね。
うちの子猫ちゃんたちもすくすくと育っております。二頭で遊ぶ姿が本当に可愛らしいです!
さてこの子たちも歳を取ると老猫となります。昨晩はオンラインセミナーで高齢猫のケアについて学びました
高齢とは?なかなかピンとこない区分ですが
7歳過ぎから注意が必要な時期となります
高齢になると多くなる病気は
様々な病気があります。
どうしたら早めに気がつくことができるのでしょうか?
よく体を触ってあげることと隅々まで体をよく見てあげてください
毛玉→変形性関節症のためグルミングできない
爪が長い、食い込む→変形性関節症の痛みのため爪とぎできない
などなど老化現象ではなく病気のこともあります。
あと気をつけないといけないことは飲水量の変化です。
老猫で多い甲状腺機能亢進症、慢性腎不全などは症状が出る前にお水飲む量が増えることが多く、よく観察することで早期発見が可能となります。飲水量が増えたら必ず排尿量も増えます。トイレの観察も必要です。
体重の変化です。1ヶ月で5%の体重減少は異常です!定期的に体重測定をお勧めします。
高齢猫だけではなくその他のどうぶつ達にも当てはまることがありますが下記の様な症状が見られるのならば早急な受診をお勧めします
うちのトラは抱っこも体を触られるのも好きではありません。そういう子達のスキンシップはなかなか大変ですが日頃からよく顔色も見てあげてください。
最後に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)についてです。これも昨日の勉強会で話題になりましたが、これからの時期ダニの活動がとても活発になります。新型コロナウイルス感染症が巷の話題ですがこちらの病気も注意が必要です。猫からの感染も報告されております。ノミ・ダニ予防はもちろん、いちばんの予防は愛猫を外に出さないことです。完全屋内外の猫ちゃんの方が寿命が長いと報告されております
紅葉時期に山に入るのも準備をしてから!
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
国立感染症研究所ホームページより
「高齢猫のケアについて」
東京猫医療センター 服部幸先生作成スライドを引用させていただきました
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