2021.02.26
ブログ
供血動物の福祉について
先日インターネットニュースで粗悪な環境下で飼育されていた動物病院の供血犬の記事が話題になりました。獣医療においては人医と異なり血液供給システムが存在しないため動物病院独自で輸血用血液の確保をしております。しかし頻回の輸血が必要な場合などはボランティア犬などに頼う必要があります。
当院では犬の場合はゆっけより、猫の場合はとらから血液を採取して使用しますが血液の適合がいつも合うとは限りません。大きな体の若い子にはお願いする場合もありますのでその際にはご協力お願いします
ゆっちゃんは慣れているので保定で採血できますがとらの場合は全身麻酔下での採血となります。
病院のスタッフであり、看板猫&看板犬、そしてかけがえのない相棒のこの二人にとって採血は負担が大きいことを十分承知の上、この子達のお仕事として採血をさせていただいております。その採血の後にはスペシャルご飯が待っております。貧血はかなり進行しないと症状がわからないことが多く早期発見は難しいかもしれません。定期的な来院、健康診断、検査などにより病気の早期発見、早期治療を目指しましょう。
先日病院の発電機のチェックをしました。最近地震や火事など多いので普段からの準備をしっかり行いましょう。
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