2018.12.22
ブログ
今週は誤飲が二件あり、両方ともチョコレートの誤飲でした
昨日の朝一の急患の子はチョコレートを食べてしまったとのことでした
すぐに静脈を確保して催吐処置を行いことなきを得ることができました
チョコレート中毒とは??
チョコレートに含まれているテオブロミンは心臓、中枢系神経を刺激し、血圧上昇、不整脈等の症状や、興奮、痙攣、昏睡等の中枢系神経における異常がおこることがあります。チョコレート中毒は、慢性的な摂食時などでは死に至ることもあります。
また、テオブロミンの含有量はチェコレートの種類によってかなり違います。 ビターチョコの含有量が多く、ミルクチョコ、ホワイトチョコの順に少なくなります。症状はワンちゃんの体重や体質によっても異なりますが、体重10Kg のワンちゃんが100gぐらいのチョコレートを摂取した場合でも症状があらわれる可能性が高いといわれてます。ちなみに一般的な板チョコは1枚で約70gですので、小さいワンちゃんの場合は一かけらでも要注意です! アニコム損保より引用
今回の誤飲事故はコタツの上にお父さんが置いたチョコをあっという間にパクって食べたとのことです。まさか食べるとは思っていかなったとのことですが、ワンちゃんたちはいつもヒトの食べ物を狙っていると考えてください。
今まで死亡例は経験しておりませんが消化器症状、神経症状は実際に経験したことがあります。これからの時期本当に注意が必要です。
誤飲事故はヒトの注意で防げます!楽しいクリスマス、お正月を過ごすためにも注意をしましょう!
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