2018.11.10
ブログ
今日は歯の治療をしてもらいました
ちょっと前から歯茎の腫れがあり歯医者さんに見てもらったところ歯の根っこの問題がわかりました。
昔治療した部分が悪くなり歯の根のあたりに膿がたまり歯を支えている骨が溶けてきている状態でした。
人では歯科用CTも普及しており処置前に画像を用いた説明が行われております
動物の世界ではなかなか覚醒状態でのお口の中の検査やレントゲンは不可能なので100%麻酔をかけた状態で行います
なので詳しい説明は処置の後になってしまい、予想以上に状態が悪い場合には麻酔時間も費用もかかってしまいます。
先週抜歯を行なったプードルさんは17本あった歯を全て抜かなければならず3時間以上の麻酔時間がかかりました
ワンちゃんのお口のトラブルは虫歯ではなく歯周病です。歯周病菌の繁殖さえ防げばこのような事態になることはありません。
それには歯周ポケットをターゲットとした歯磨きがとても効果があります。年を取ってから始める歯磨きは本人もとっても嫌がるものなので乳歯のあるうちからお口のケアに慣れさせる必要があります
歯の骨を削っての処置でしたが局所麻酔、ブロック麻酔のおかげで痛みをほとんど感じませんでした
しかし、局所麻酔の効果が弱くなったあたりから痛みが強くなったので処方された痛み止めを飲んだところそうしたら嘘のように痛みが取れました。
どうぶつ達も同じですが処方されたお薬は指示通りに飲んで初めて効果が出るものです。当院で処方されたお薬の飲み方などがわからない場合にはスタッフまで確認してくださいね。
そして可愛いお口のトラブルを防ぐためにもブラッシング頑張りましょう!
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